







山科のリノベーション町家
真っ白な漆喰壁に凝ったデザインのおたふく窓が映える
コンパクトな平屋のリノベーション京町家。
たった13坪の小さな家ですが
計画から工事まで、半年以上の期間をかけました。
この家の特徴は、リビング全体を覆う古く味わい深い壁。
シンプルで素朴なデザインの室内で、ひときわ異彩を放っています。
この壁は、この家に建築当初から残っているものの1つ。
煤けた色や小さな傷は、この家の歴史を表しています。
古いものを再生しながらのリノベーション工事は、
新品にしてしまうよりはるかに難しく、手間がかかります。
安全や状況を確認しながら、傷み具合に合わせて埋めたり継ぎ足したり。
大工さん、左官屋さん、塗装屋さん、それぞれ専門の職人さんが、1つ1つ確かめながら工程を重ねていきます。
全部を同じように作り替え、上塗りしてしまうほうが、3倍も4倍も早く楽に仕上がるのですが、
こうして丁寧に時間をかけて仕上げると、他にはない特徴と味わいが出てきます。
半年の期間がかかるのもうなずけますね。
近年は、新しいものを古く見せるエイジング加工などが流行しており、
古いものを残したリノベーションでは、周囲に馴染ませるよう塗装したり加工したりすることもありますが、
この家で補修した部分は、あえて「新しいまま」にしています。
自然素材はありのままが一番いい。
素材の呼吸も止めないし、なんと言っても経年で変化していく様子が美しい。
これはいえ屋がお世話になっている大工さんが、口をそろえて言われることです。
この家らしさを大切に、愛情を注いで暮らしてくださる人に。
新しいものが古いものと並び時を刻んでいく様子を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
- 8万円
- なし
- 16万円
- なし
- なし
住所 | 京都府 京都市山科区御陵別所町37-13 |
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間取り | Big1room |
広さ | 43.77㎡ |
建築構造 | 木造平屋 |
物件階層 | 1階(1階建ての建物) |
築年月 | 1900年 |
改装年月 | 2018年 4月 |
アクセス | 地下鉄東西線 御陵駅 徒歩約10分 JR / 地下鉄東西線 山科駅 徒歩約15分 |
- タイプ:
- 戸建て|倉庫/工場っぽい|
- 部屋の内部の状況等について:
- 京町家がもつ外観や柱や壁が作る特徴的な印象をそのまま大切にしています。リノベーション実施済ですが、さらに自分らしさを加えることができる空間です。
建物の歴史が築いてきた古さと味を活かしながら、快適ににすごせるようにリノベーション。京町家らしさを引き出しています。天井高が高いLDK、広い洗面脱衣場など、一棟貸の宿のよう。お住まい、アトリエ工房などにいかがでしょうか。人を招きたくなるような家です。ロフトもあります。
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